学習の目標・ねらい

一人一人の思考を言語化・視覚化することによって互いの意見を交流させ、より多面的・多角的に考えを深められるようにする。また、意見の理由や話の構成について視覚的に共有することで、伝えたいことを整理したり、相手の反応を考えたりといった他者意識を高めることへ繋げる。

活用のポイント

コラボノートを思考ツールとして使用し、自分の「好きなもの」についてイメージマップを書きました。思いつくものを観点別に色分けして書く活動を通して、言語活動を充実させながら個人の考えを可視化することができました。
単元を通して一つのページを使用することで、学びを蓄積することができ、単元を貫く言語活動の充実を図ることができました。
スピーチの練習においてはWeb会議システムの録画機能を使用し、対人意識を持ちながら練習したり見直したりすることができました。動画で自分のスピーチの様子を見直すことは、教科書で学習したスピーチのポイント(抑揚や話すスピード、内容のわかりやすさ)などを確認する上で効果的でした。

学習の様子



子どもたちの反応と感想

  • 自分の「好きなもの」について考えたあと、コラボノートでスピーチの構成や順序を考えたので、一番伝えたいことをはっきりさせることができました。
  • みんなの原稿を見たり発表の様子を見たりして、「~はどうでしょう」などの呼びかける言葉を使うと、聞く人は内容に興味が持てるという工夫に気づきました。
  • コラボノートで考えを伝え合ったとき、自分が体験したことや自分の感想を具体的にしてから発表するといいことに気づけました。
  • 練習の動画を見直したことで、内容を整理して時間を調節するようにできた。また、ゆっくり話すことを意識したり、声の大きさに注意したりして話すことができました。

活用実践事例集について

この実践の詳しい内容は「コラボノートEX活用実践事例集(九州編)」でご覧ください。
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